2016年の陸上スパイクはこちらを参照
ミズノ アシックス ナイキ アディダス・プーマ その他

陸上部に入ったはいいけど言うほど足が速くない人が幅跳びに転向。
短距離は才能の世界だからどうしようもなくても、幅ならなんとかなるかも...そんな陸上あるある。
転向するのはいいですが、幅跳びをするなら専用のスパイクを買った方がいいです。

もうすでに短距離スパイクを買ってしまっていたとしても幅跳び用を買い足しましょう。
と言うのも、幅跳びが専門だとしても短距離の練習もするので、短距離スパイクは必須だからです。
初心者用スパイクから履きかえると、誰でも50cmくらい記録が伸びます。たぶん。

1.幅跳びスパイクは何がちがう?

陸上のスパイクは『アッパー』、『ソール』、『プレート』の3つの部品で出来ています。この3つの部品の特性(固さ、重さ)を変えることでそれぞれの競技に最適なスパイクにしています。
短距離用では軽量性と反発性が重要なため『軽量アッパー、極薄ソール、硬いプレート』。
中距離用ではクッションが必要なため、『軽量アッパー、厚めのソール、軟らかめのプレート』。
また、好みによってオーダーメイドで組み合わせを変える人もいます(高額ですが)。

幅跳び用は、『速く走れる、踏み切りで壊れない、強い力でもブレない』ことが必要です。
そうなると、『頑丈なアッパー、厚めのソール、硬いプレート』のものになります。
三段跳用はソールの厚さがさらに倍くらいになります。結果的にスプリントモデルの倍ほどの重さになりますがしょうがない。重いと言っても、軽量なランニングシューズよりもちょっとだけ重いくらいです。
また、ピン配置については、走りよりも踏切りを重視したものになっているため、初めて履くとやたら上にピョンピョン跳ねた走りになります。

で、重要なのはこれを履くと記録が伸びるかどうかですが。絶対に伸びます。
初心者用スパイクで4m00だったなら4m50に。5m00だったなら5m40に。6m00だったなら6m30に。もっと伸びるかも。
なぜならば跳べるようにつくってあるから。もちろん、跳べる分足への負担は増えます。



2.幅跳びスパイクの種類

各社から幅跳び用のスパイクがリリースされています。
AJとかTJは三段用なのでソールが分厚いです。幅跳びならLJを選べばOK。

・ミズノ・フィールドジオLJ

プレートは短めなのに非常に硬いため、プラスチックを曲げて走ってる感がある。というか前の方は曲がらない。
ピンの上に立つとちょっと浮くくらいピンが密集いているため、グリップはすさまじく、踏切りが滑ることはほとんどない。上手く乗れないとピンに押し返される感じがあるため、踏み切り重視とも言える。
9本ピンなので市販のピン(16本入り)だと足りないことが悩ましい。
アッパーは、前足部はメッシュのため締め付け感はあまりないが、中~後足部は比較的固いので、紐を締め付けるのがちょっと大変。頑張ってきつく締めると紐が切れるレベル。
ずーーっとモデルチェンジしてないけど安心感はある。プレートの感じも拇指球っぽいピン配置もちょっと古い感じはするけど、迷ったらとりあえずこれを買っておけば大丈夫な幅跳びスタンダード。人とかぶるので大会で脱いだ時に間違えないようにしましょう。

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・アシックス・LJジャパン

9本ピンだけど何も考えずに走ってもスムーズに重心移動ができるため、助走重視の人は試してみるといいかも。アシックス全般に言えるが、土踏まずが低いのでもしかするとハイアーチの人は合わないかも。足幅が狭い人は合わないかも。プレートは2012年位にモデルチェンジしてる。
アッパーが全体的に固いので足に合わないと違和感があるかもしれないけど、固いスパイクが好きな人は手放せなくなる。プレートがとかではなく、スパイク全体が固い。
ミズノと同様、迷ったらこれ。
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・ナイキ・ズームLJ

おそらく世界大会で一番使われているモデルなのに日本ではあまりメジャーではない。とにかく足幅が狭いため合わない人は全くダメ。
プレートは硬くて反発は強い。ピンは7本しかないのに十分なグリップがあり、助走と踏み切りのバランスは高い。他のナイキスパイクと同様、アキレス健への負担がきつい。
ズームセラーっぽくもあるナイキらしい独特なピン配置は、助走から踏切りへの入りがスムーズにできる。
壊れやすいが値段も安いので、足型が合うなら買ってみるのもいいかもしれないが、1足目にこれはちょっと冒険しすぎ。
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・アディダス・アディゼロLJ

ナイキと並んで世界ではメジャーなのに日本ではほとんどみない。
前足部がかなり広く、他メーカーと比べるとアッパーの締め付け感はあまりないが、不思議なことに紐を締めるとフィットする。ベルトがないため踏み切りで足首に負担がかかりやすいが、他メーカーがアッパーでブレを抑えるのに対して、アディアスはソールに特徴を持たせてあり、靴底がやたら大きくて平たいため独特の接地感がある。がっちりフィットしたスパイクが好きな人にはイマイチかも。
分厚いソールの中にかなり硬いプレートが入っているため、フカフカするのに強烈な反発が得られるちょっと変わった感触のスパイク。ある程度跳躍技術が出来ている人じゃないと戸惑うかも。
これで良いのか?っていうピン配置にもかかわらず、反発はたぶん最強。
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3.結局何を買えばいいのか?

好きなの買えばいいと思うけど、最初はミズノかアシックスを買うべし。その2択ならどっちを買っても間違いない。どうしても決められなければ短スパと同じメーカーにしときましょう。
伸び悩んで気分を変えたいという人はアディダス。新たな感覚が得られます。
どうしても人と違うのがほしいという人ならナイキ。ただし、ナイキは足が合うかどうかは要確認。
ナイキとアディダスは安いので、お金に余裕がある人は1回試してみてもいいと思います。