これだけ知ってれば陸上通っぽく振る舞えるという基本情報です。
本当に詳しい人にとっては常識ですが、これだけ知っていればそれっぽく見えるでしょう。


跳躍編
④棒高跳
英語ではPole Vaultとなり、『ポール』と呼ばれる。陸上競技の中で唯一、道具の力を使う種目です。ルールは基本的に走高跳とほぼ同じで、3回連続で失敗すると競技終了。そのため、競技時間は陸上の中で最も長い。
昔は竹竿で跳んでおり、ロス五輪(1932年)では西田修平さんが銅メダルを獲るなど、竹産出国である日本の強い競技でした。現代のポールはグラスファイバー製です。ちなみに、跳躍中のポールの持ち替えは禁止です。

日本人選手も世界レベルで活躍しており、世陸ヘルシンキ(2005年)では沢野大地選手が8位、世陸モスクワ(2013年)では山本聖途選手が6位に入賞しており、メダル獲得が期待できる種目のひとつです。
そんな棒高跳びで絶対に外せないのが鳥人ブブカルノー・ラビレニの2人。

・セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)(6m14(世界記録))1963年生
1994年に記録された世界記録6m14は現在でも破られていない。ちなみに世界2位の記録は6m05。歴代パフォーマンスでは1位から13位までが全てブブカの記録であり、桁の違いがわかる。室内でも6m15という驚異的な記録を持っている。世陸は第1回から6回まで連覇しており、棒高界だけでなく陸上競技を代表するレジェンド。2000年のシドニー五輪後に引退。
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・ルノー・ラビレニ(6m05)1986年生
屋外での記録は6m05だが、室内ではなんと6m16を跳びブブカの室内記録を破った。世界大会ではブブカ超えを期待されるが、世陸ではなぜかパッとしない。自宅の庭に棒高施設を持っており、いつでも練習が出来るようになっている。現代陸上界ではボルトと並ぶ超人だが、棒高というマイナーさゆえに日本ではあまり有名ではない。『ラビレニがブブカ越え出来るか』は陸上界の最注目事項。
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あとは女子でとんでもない選手がいます。棒高界ではブブカと並んで絶対にはずせない存在。イシンバエワ。

・エレーナ・イシンバエワ
(5m06(世界記録))1982年生
女子棒高跳びの絶対王者で、女子では不可能とされた5mを軽々跳んだ。ちなみに世界2位の記録は4m92。
他の競技者とレベルが違いすぎる為、競技が始まっても1時間くらいは試技が回ってこず、ずっとタオルをかぶって集中している。寝ているようにも見える。ほぼ全ての競技者が脱落した後にイシンバエワの試技が始まり、一発で勝負を決めてしまう。
世陸モスクワ(2013年)後に休養に入ったが、リオで復帰するらしかったが、ドーピング問題でさようなら。
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とにかく競技時間が長い棒高跳びですが、テレビ的にはトラック競技の隙間を埋める最高のコンテンツだと思います。これも走高跳と同様に、最終跳躍がトラックの決勝とかぶってしまい放送されないこともあるので注意。