これだけ知ってれば陸上通っぽく振る舞えるという基本情報です。
本当に詳しい人にとっては常識ですが、これだけ知っていればそれっぽく見えるでしょう。


跳躍編
③走高跳
誰でも体育で経験がある高跳び。1m50くらい跳べば暮らすクラストップだったと思いますが、世界記録は2m45。想像もつかない高さです。世界記録保持者はキューバのソトマヨル
世界レベルになるとまず身長がすごい。だいたいみんな2mレベルです。競技場でやたら背が高くて細い人がいたらほぼ間違いなく高跳び選手です。

・ハビエル・ソトマヨル(キューバ)(2m45(世界記録))1967年生
1993年に記録した2m45は現在も破られていない世界記録。ドーピングによる出場停止を経験しており、この記録も怪しい。早くこの記録を破って過去のものにして疑義のないクリーンな世界記録が生まれてほしいと考えている陸上ファンも多い。
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ソトマヨル以降、高跳び界ではスター不在の時代が続きました。出ては消え、出ては消え、次々とチャンピオンが入れ替わる中、オモシロイ選手もいます。

・ドナルド・トーマス(バハマ)(2m35)1984年生
バスケの選手が遊びでやったら2m20以上跳んでしまい、その1年半後の世陸大阪(2007年)で金メダルを獲った天才素人。高跳用のスパイクではなく三段跳用のスパイクを履いて出場し、めちゃくちゃな背面跳びをしていたため、垂直三段跳と言われた。技術的には下手くそだったが、フォームを直したら全く跳べなくなってしまい、そのままフェードアウトした一発屋。理論上は世界記録を更新できる実力があったらしい。
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・ステファン・ホルム(スウェーデン)(2m37)1976年生
チビなのに凄い跳ぶ事で有名。とはいえ、181cmあるので普通に日本で暮らせば長身。
頭上50cmのバーを越える様はまさに超人で、跳躍力だけでいえば歴代最高クラス。NHK特集で流れた連続ジャンプの様子は日本中を驚かせた。クリアランスの技術も高く、ものすごい反った状態でバーを越える。世陸大阪でも金メダル第一人者だったにもかかわらずドナルド・トーマスの突然の出現により全部持って行かれた。
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そんな色ものが多い高跳び界でしたが、近年ではハイレベル化が進み世界記録更新間近と言われています。
2m40台ジャンパー3名を押さえましょう。

・ムタズ・エサ・バーシム(カタール)(2m43)1991年生
もういつ世界記録を出してもおかしくないバーシム。優しい顔してヒョローっとしたまさに高跳びスタイルの青年。
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・ボーダン・ボンダレンコ(ウクライナ)(2m42)1989年生
こちらもいつ世界記録を更新してもおかしくない。わりと珍しい右踏切のためテレビではみずらい。身長197cmはテレビで見てもでかい。
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・イワン・ユコフ(ロシア)(2m41)1986年生
ロンドン五輪の優勝者。ちょっとピーク過ぎた感とドーピング疑惑がある。
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高跳びは競技時間が長いので、テレビで見てると最終跳躍直前にトラックの決勝種目が始まったりします。で、気がつくと競技終了してる。テレビ観戦にはあんまり向かない種目です。生で観ると順位がわからないことも。