ただ走るだけなら誰でも出来るけど、いざ大会に出るとなると敷居が高い。
足の速い人がたくさんいるなかで緊張してしまうであろう初めて大会出場。
部活に入って初めての大会、春になって陸上デビューして初めての大会で、気を付けるポイントと基本的なルールを解説。
細かいことは大会に申し込もう大会で走ろうでも書いてます。




大会当日の流れ

とりあえずユニフォームとスパイクだけは忘れないようにしましょう。それさえあればあとは↓の流れをトレースすれば大丈夫。

①早めに会場入りしよう

タイムテーブルを確認して、開始時間の2時間前くらいには会場入りしましょう。受付でナンバーカードとプログラムをもらい、スタンドでユニフォームにナンバーをつければとりあえず準備オッケー。
あとはアップしたりして時間を過ごせばいいのですが、プログラムで自分の走る組やレーンを確認しておきましょう。自分が何組何レーンかわからないと招集の時に焦ります。
会場に付いたくらいでおにぎりを食べておくとレースでお腹が空いて力が出ないっていうことは避けられます。

②招集には遅れるな!!

トラック種目の場合は競技開始の20~30分前、フィールド種目は60~70分前くらいに招集があります。順番にナンバーが呼ばれるので、招集開始前には招集場所にいるようにしましょう。
ユニフォームは着なくてもナンバーを付けた状態で見せれば良い場合がほとんどですが、たまにユニフォームを着ないといけないパターンもあります。
大きい大会になると係員は仏のような人ばかりですが、小さい大会で学校の先生系の人が招集係だと何もしてないのに怒鳴られることがありますのでその時は言い返したりせずに無になってやりすごしましょう。そういう意味でも招集開始時間の前にいた方がいいです。
招集の前に、丸付け(一次コール)がある大会もありますので、貰ったプログラムをよく確認しましょう。招集場所がわからなければ係員に聞けば教えてくれます。
腰番は招集でもらえるはずです。

③最終アップとトイレを済まそう

コールが終わったらあとは開始を待つ。体が冷えないように最後のアップをして、トイレで軽量化しておきましょう。ウイダー飲んだりリポD飲むのもこのタイミング。ユニフォームをなくさないように。

④スタブロはさっさとセットしよう

自分の前の組のスタート後(フィニッシュしたら)、スタート位置にいってスタブロを自分の位置にセットします。スタブロは前の組の人が使ったものをそのまま使う場合がほとんどですが、たまに2組前のスタブロを自分で回収して後ろでセットしておくパターンもあります。
スタブロのセットに時間をかけてると周り選手やスターターのおじさんがプレッシャーかけて来るので、最初はさっさとセットして他の人が準備できるのを待つくらいにしましょう。

⑤ナンバーカードを返したら終わり!!

ゴールしたらあとはやることはありません。
競技結果を待つも良し、さっさと帰るも良し、他の人が走るのを観るも良し。ナンバーカードを受付で返すと参加証がもらえたりします。




これがひととおりの陸上大会の流れです。大きい大会でも小さい大会でもやることは変わりません。




そもそも大会のルールがよくわからない

初めは誰だって初心者。1歩踏み出せばなんとかなるけどその1歩が踏み出せない。なぜならルールがわからないから。
ということがないように、ルールやマナーを解説。

位置についてヨーイドンは古い

これは知らないとなにがなんだかわからなくなりますが、今は位置についてヨーイドンはやりません。
『on your marks』『set』パン!! です。英語になってるだけ。

短距離走の基本的なルール

①フライングは2回目にやった人が失格

1回目の人はお咎めなし。2回目以降の人はみんな失格です。失格になると走れなくなるのでフライングはしないようにしましょう。

②『set』の時はピタっと止まらないとダメ

ヌ―っと動き続けているとスターターに怒られます。フライングにはなりませんが、スタートのやり直しになって気まずいのでsetではちゃんと止まるようにしましょう。

③スパイクは着用必須

非公認大会では必須ではありませんが、公認大会では必須です。持ってないなら買わなければいけません。大会要項にも書いてあるはずです。

④ゴール後は自分のレーン沿って曲がる

厳密に決まっているわけではありませんが、ゴールした後はまっすぐ走らずに左に旋回して行きましょう。まっすぐ走っても失格になるわけではありませんが、一応曲がっていくことになってます。隣の人がまっすぐ走ってきてぶつかりそうな場合はしょうがないからまっすぐ走りぬけちゃいましょう。
ゴール後も直線が引いてあるトラックの場合は微妙です。

⑤200m、400mはセパレートレーン、800mからはオープン。

200mと400mはコーナーでも自分のレーンをキープしなければなりません。内側に入ったら失格。
800mでは最初のカーブは自分のレーンを走り、バックストレートからはオープンレーンになります。人数が多いと800mでも最初からオープンのこともあります。



トラック種目ならこれくらいをおさえておけばあとは運動会の徒競争と同じです。失格になることはめったにないでしょう。


フィールド種目の基本的なルール

短距離と違って体育では習わないので、知らないと失格になったりファールになります。

①競技開始前に練習時間がある

トラック種目は一発でレースが始まりますが、フィールド種目ではなぜか足合わせや練習投擲の時間があります。厳密には練習出来る回数が決まっているはずですが、審判の判断で20分間は何回でも練習できたり3回しかできなかったりマチマチです。大きい大会では3回な事が多いです。
必要なければやらなくてもおっけー。

②試技は3回か6回

3回をプログラムの記載順に全員が試技したあと、ベスト8の8人だけがあと3回試技することができます。ベスト8の試技はそれまでの試技順と関係なく、記録の低い人から行います。
小さい大会だと3回しかやらないこともあります。

③自分の番になるまでピットに入ったらいけない

もともとあったのですが、前の人が走ったのを追いかけて次の人が助走練習をしてぶつかる事故が多いことから最近になってうるさくなってきたルールです。
前の跳躍者が跳び終わって白旗か赤旗が出るまでは、次の跳躍者はピットの中に入ることはできません。ちょっと入ったくらいじゃ失格になることはありませんが結構な勢いで怒られます。

④使えるマークは2つまで

助走の目印は2つまでしか置くことができません。3つ以上置くのはルール違反です。ばれないけどだめです。

⑤投擲サークルは後ろから出ないとだめ

投擲のサークルには前と後ろの境に線が引いてあります。あの線より前から出るとファールになります。投げた後はサークルの後ろからでましょう。

⑥走高跳は片足踏切じゃないとだめ

両足跳び、正面跳びはファールです。片足踏切で背面跳び、ベリーロール、はさみ跳びのどれかで跳びましょう。小学生は足から着地するはさみ跳びでないとファールになります。





たぶんこれだけ押さえておけば失格することなく大会を終えられます。たぶん。