高校あるいは大学を卒業して10年以上のブランクがある。
大人になってから陸上を始めたいと思っている。

そんな社会人スプリンターのススメ。

社会人は気持ちが9割

練習の効率。道具。フォーム。
陸上競技には記録に係る要素がいろいろとあります。学生であれば、授業が終わった後部室で着替えてアップして練習してダウンして帰るっていうのがあたりまえに出来るでしょうが、大人になると不確定要素が多くなり、思うような練習ができなくなります。

残業...子供の世話...お酒の誘惑...寒くて外に出たくない...

練習をしないといけないのはわかっていても、なかなか難しい。その一歩を踏み出す気持ちが、社会ン人スプリンターの力の9割を占めると言っても過言ではないでしょう。

社会人スプリンターとして復帰あるいはデビューするうえで心がけたいことは...

①とりあえず基礎体力をつけよう

10年も運動をしていなければもう運動会のお父さん状態です。運動歴なしと一緒です。昔のように颯爽と走ることは出来ないという事をしっかり認識して、基礎体力作りから始めましょう。それがかえって近道です。
まずはジョギング。最初はゆっくりと、走ることに体を慣れさせましょう。5キロでもいいし1キロでもいいです。とにかく辞めずに続けられることをやりましょう。
週1日以上のジョギングを1カ月続ける事を目標にしましょう。1カ月続けることが出来ればもう大丈夫。頑張れば1キロだけなら4分台で走れるようになっているはずです。

補強はジョギングがちゃんと続いてからにしましょう。最初から補強の事を考えていると走らずに補強だけやって、『今日は補強頑張ったから走るのはいいや』ってなります。そしてどんどん走らなくなり、ドロップアウトすることになるでしょう。補強はあくまで補強。走ることが一番優先です。
いつのまにか補強がメインになってしまっていたらそれはドロップアウトの前兆!!
ジョギングが1カ月続けられるのはかなりすごい人だと思います。練習を続けるのが一番むずかしい。


②怪我したら終わり

ジョギング中にちょっと足を痛めて2週間休んだらもう復帰しないでしょう。
怪我しそうな気がしたらスピードを緩めて短い距離にしましょう。頑張っても怪我してドロップアウトするより、だらだらとでも続ける事が大切です。
辞めないという気持ちがなにより大事です。
あと、大人の腱は簡単に切れます。腱が切れると競技どころか日常生活にも一生支障をきたします。十分に体を温めることを忘れず、練習よりアップの方が長いくらいでやりましょう。

③まわりの反感を買ったら終わり

子供の面倒を見ずにジョギングにいったら奥さんからグチグチ言われ、モチベーションが下がってドロップアウトするでしょう。うまいことできないと競技は続けられません。
10日のうち1日でもマイナスなことをしてしまったらプラスだった9日は全部なかったことにされるというのが結婚というものです。仕事だって同じです。
出来るだけまわりに影響を与えないようにこっそりやりましょう。

④金を出し惜しむな!!

学生に対して社会人スプリンターが優位な要素は財力だけです。時間も環境もない社会人ですが、お金である程度解決できます。
補強は家でやるよりジムに行った方が効率的ですし、良いランニングシューズを買ってモチベーションを保ったりパーソナルトレーナーを付けてダイエットしても良いでしょう。疲れたなら家族で温泉に行く口実にもなります。