大会ではスパイクを履きますが、練習ではシューズを履いて走ることもあるでしょう。
特にシーズンオフの間は数カ月間スパイクを履かないという選手も。
ロードを走るにしても、競技場を走るにしても必要なランニングシューズですが、種類が多すぎて何を買ったらいいのか分からない。
3回くらい買えば自分に合ったシューズがわかってきますが、初心者が買うべきシューズは?

ロードメインではなく陸上競技のシューズとして基本的なところを解説。

ランニングシューズの基本

・分厚いほど初心者向け、薄いほど上級者向け

重さ、クッション性と分厚さはだいたい比例する。
初心者でも薄い靴を履いた方が良いって言う人もたまにいますが、本当にぜんぜん運動してない初心者だったら分厚いやつの方がいいと思います。
足裏の筋肉が発達していない人は、疲れて来ると土踏まずが落ちて来ます。クッション性が高いシューズはアッパーも分厚い場合がほとんどで、足型も幅広な物をつかっています。そのため、疲れた足には分厚いシューズの方が何かと良いです。
いきなり薄すぎるいシューズだとダイレクトに衝撃が足裏に伝わるため、足底筋を痛めるかも。
また、アッパーが分厚いと変な力の掛け方をしても靴が吸収してれるので傷めにくいですが、その分ブレるて遅くなります。
アッパーが薄くてクッション性の高い靴はあんまりない。
アッパーが厚くてクッション性の低い靴もない。

・シューズチャートがフルマラソンのタイムで分かれている

マラソン走らない人にはよくわからない。
陸上競技用として考えるなら、サブスリー用くらいを初心者用として考えて大丈夫。マラソンチャートの初心者用は、体重が重たい人がアスファルトで長時間走っても大丈夫なように作ってあるけど、競技場はゴムだし短時間しか走らない。

・練習頻度が高いなら1年に1足は必要

スパイクほどではないけど耐久性はそんなに高くない。かかとが無くなるかつま先に穴があいてくる。
上級者向けになるほど耐久性を犠牲にして軽くなっているので、速くなればなるほど靴の消費も早くなる。

・出来るだけ濡らさない方がいい

素材のせいか濡れると臭くなる。

・アスファルトは高負荷、土は低負荷

アスファルトは硬いです。土は滑るので負荷が逃げてくれます。使う路面で必要なクッション性を考えましょう。

・スパイクほど重要ではない

ランニングシューズは練習用具なので、記録には直結しません。気持ちの問題。

・メーカーはそれほど多くない

ミズノ、アシックス、ナイキ、アディダスがほとんど。1足目ならニューバランスとかではなくミズノかアシックスにしとくのが無難。

・アシックスは幅広

ミズノはよりアシックスの方が広めにできています。ナイキ・アディダスは狭い傾向。

・国産がオーソドックス

ミズノ、アシックスは比較的保守的なシューズが多い。海外ブランドはモデルが変わるとコンセプトも変わる事が多い。

・海外ブランドは足型が合わないことがある

かかとがやけに低かったりする。幅狭モデルも多い。
そういう意味でも1足目は国産にしといた方がいい。




ランニングシューズの種類

①駅伝・マラソンシューズ

軽さ   ★★★
耐久性  ☆☆☆
クッション★☆☆

軽さ最優先の構造でティッシュのような軽さ。アッパーもソールも極薄でアスファルトの凸凹も足の裏にダイレクトに伝わる。履き心地が良いし速く走れる。高いし普通の靴の感覚で履くとすぐ壊れるので長距離を走る人は練習用ではなくレース用にすることが多い。
陸上競技として使うには耐久性が低すぎて、大きい力を掛けるとすぐ壊れる。
ソールの前足部とかかと部が平らに繋がっているから見た目で判断できる。

②レーシングシューズ

軽さ   ★★☆
耐久性  ★★☆
クッション★★☆

マラソンシューズほどではないけど軽くて普通のスニーカーとは別次元の軽さと走り易さをもつ。
マラソンシューズ並みに薄いソールの物もあれば、それなりにクッションのあるものもある。たいていは前足部のクッションが薄く、かかと部のクッションがそれなりにある。
陸上競技で使うにはこのラインが一番いい。軽く、耐久性があり、クッションもある。


③トレーニングシューズ

軽さ   ★☆☆
耐久性  ★★★
クッション★★☆

スパイクに近い接地感覚のシューズ。履き心地はほぼスパイクで、動き作りに良い。うす底のタイプと厚底のタイプがある。ロードで履くものではないし普通はジョギングでは使わない。
これ一足で全部をカバーするのはきびしいかも。


④ジョギングシューズ

軽さ   ☆☆☆
耐久性  ★★★
クッション★★★

スニーカーよりは軽い。スピードを出して走るというよりも、誰が履いても怪我なくロードを長時間走れるように作ってあるため、多少変な走り方をしてもうまいこと靴が修正してくれる。ブレ補正とかサポート機能とかが宣伝文句になってることが多い。ダッシュに使うとブレるから他のシューズに比べると走りにくい。耐久性はかなり高い。



ランニングシューズの選び方

①用途を考えよう

ロードに出るのか、バウンディングを頻繁にするのか、土の上でしか使わないのかによって選ぶべきシューズは違います。
しょっちゅうロードに出るのであればそれなりの程度の耐久性がないとすぐ買い買えることになってしまいますし、マラソンシューズでバウンディングをすれば一発でかかとのクッションが潰れます。

②走り方を矯正するような靴は避けよう

接地方法を変えてしまうようなシューズは足に変な負荷が掛かるので最初はやめときましょう。自然に走れるシューズにしましょう。
ベアフット系のシューズはスパイクの動作に繋がりにくいので初心者には向きません。

③正しいサイズを選ぼう

激しい運動をすると足はむくみがとれてスリムになります。靴屋で試着するときに大きめだと実際に走るときにはかなりゆるくなってしまいます。
紐を思いっきりきつく締めて靴にしわが寄らないくらいのサイズにしましょう。締めた時にしわがよるようであれば、ワイドモデルはやめといた方がいいでしょう。
スリムモデルを試着できるのであれば一度足を入れてみて、アッパーが膨らまないのであればそちらの方がいいと思います。




☆これを買っとけランニングシューズ

結局よくわからない場合はこれを買っとけば間違いないというシューズ

①初心者

マラソン初心者ならウェーブライダーあたりを買えばいいと思いますが、陸上用のシューズとして考えるのであれば、初めてのランニングシューズは『ランニングシューズらしい軽さ』『足が勝手に進む感覚』があるやつがいいでしょう。あんまり初心者向けのやつを買ってしまうと重いし必要以上にクッションがあって走りにくいのであんまり感動しません。かといって薄すぎるやつは走り方おかしくなるのでやめといた方がいいと思います。適度でスタンダードなやつを選びましょう。






②良い靴が欲しい

これを買っておけば絶対に失敗しない。
練習はタータンでやってロードはジョギングとかアップをやる程度であればこのラインがベスト。軽さとフィット感がスピード練習に最適。バウンディングにもそれなりには耐えられる。タータンで走る分にはあんまり擦り減らないから耐久性も全然大丈夫。
マラソンやるなら違うのにした方がいい。
[ミズノ] ランニングシューズ ウエーブエンペラー 2 [メンズ] オレンジ×ブラック 280(28cm) (現行モデル)


[アシックス] ランニングシューズ TARTHER JAPAN v-A TJR075(旧モデル) 0190ホワイト/ブラック 24.0




③ほとんど土でしか走らない

土ならクッションはあんまりいらないしグリップもそれほど関係ないので、どのシューズでもそんなに変わりません。安くて軽いシューズがいいでしょう。
[ミズノ] ランニングシューズ ラッシュアップ 3 [メンズ] イエロー×グリーン 26.5 (現行モデル)

ナイキ(NIKE) エア ズーム スピード ライバル 6 ワイド(ボルト/ブラック/バレリーボルト) 880554-700 700 ボルト/ブラック/Bボルト 27.0cm

④ロードもけっこう走る

多少重くてもちゃんとクッションのあるモデルがいいでしょう。良いモデルを履いてもすぐソールが削れるので値段も重視しましょう。ロードの負荷はタータンの比じゃないので気を付けましょう。[ミズノ] ランニングシューズ WAVE RIDER 20 [メンズ] J1GC1703 04 ブルー×ホワイト 265(26.5cm) サブ5


⑤1足でオールマイティに使いたい

バウンディングもスピード練習もジョギングもしたい。そんな場合はかかとがしっかりしていて軽くて軟らかいシューズがいいでしょう。値段もお手頃。















☆2万出せるならオーダーしよう
消耗品ですが2万出せるならセミオーダーしましょう。ネットで出来ます。色とかソールとアッパーの組み合わせを選べるので、用途に合った靴をつくれますのでモチベーションも上がります。
もっと出せるなら足型とってオーダーしましょう。